連絡が来たわよ

「どこかに出かけるのか」
「ううん、おじいちゃんが来たんだもん、やめるよ」
 おじいちゃんの腕を引いて、我が家にUターンし、家族に来訪を告げた。

「いらっしゃいお義父さん、ご無沙汰してます」
 お土産を受け取って、父さんがニコニコとで迎える。
「ばあさんから連絡は入ったかな」
「あっ、とうさん。 連絡が来たわよ。
 そっちに寄ると思うからよろしくって。 早かったのね」
 なんだ 母さんも知っていたのか銅鑼灣美容
 聞いていなかったのはわたしだけ? まっ、いっか脫毛價錢
 予想していなかった分 嬉しいし。

「ねえ、おじいちゃん。 胡枇に用事があって来たの?」
 今は 定年退職して 悠々自適に暮らしているけど、
 おじいちゃんは 通信省の偉いお役人さんだった。
 退職後は 趣味に没頭していると聞いていたが、その趣味というのが考古学。
 遺跡めぐりだか 遺跡の発掘だかで、年中動き回っているらしい。

 当然のことながら、
 砂漠にできた新しい町である胡枇に居ては どうしようもないということで、
 おばあちゃんと二人、昔の王都だった于鉧に移り住んでいた。
 考古学も于鉧のほうが盛んだ。
 だから 会うのは本当に久しぶりだ。
 私たちに会う為だけに来たわけではないのかもしれない天然維他命